2020/6/13

愛知県の特殊清掃はTRS株式会社におまかせください!

愛知県岡崎市にて特殊清掃と除菌消臭のご依頼をいただき施工いたしました。
 
 
この現場は孤独死されていた部屋で同業他社が特殊清掃と遺品整理及び家財撤去作業をおこなった現場です。
見た目は退去清掃を施していて綺麗に見えますが室内は死臭が漂っていました。直ぐに原因を調査した所、床から臭気が微かに出ていました。
 
 
直貼りの床材を剥がすと床材の表面にワックスが塗布されているのがわかりました。おそらく、ワックスでコーティングして臭気を封じ込めようとしたのでしょう。床材を剥がす作業を進めていくと案の定、体液と血痕が出てきました。
 
 
体液と血痕が出てきた瞬間に死臭が強くなりました。写真で見るとわかるようにフローリングでもクッションフロアでもPタイルでも継ぎ目には高確率で入り込んでしまいます。特殊清掃の現場を数多くこなしている業者なら当然このような想定の上、施工すると思います。
 
 
継ぎ目から入った体液と血痕が接着剤の塗布方向に沿って入り込んでいるのがわかります。この場所が死臭を放つ原因ですのでここをしっかりと処理しないといくら表面上の消臭をしても無駄です。
 
 
当社ではまず、過酸化水素で血痕及び体液をカタラーゼ反応により可視化して処理を行なっていきます。同時に血痕や体液が浮いてきますので丁寧に拭き取ります。その時、汚染箇所を出来るだけ拡げないようにする事を注意しなければなりません。拭き取った後は除菌洗浄剤で洗います。必要であれば表面を削る事もあります。
 
 
汚染箇所の洗浄が終わったら高濃度オゾン燻蒸作業に入ります。1台は床面の亀裂にも高濃度オゾンが入りやすいように床面に直置きしてもう1台は脚立の上に設置します。サーキュレーターで空気の流れをつくり消臭をしていきます。
 
 
 
高濃度オゾンによる燻蒸作業が終わったら、汚染された部分にコーティング処理をする為の準備を始めます。コーティングする箇所を汚染箇所の一回り大きいサイズでマスキングテープで囲みます。
 
 
消臭効果のある塗料をコンクリートのひび割れた箇所に塗り、乾いた所でグレーのコーティング塗料を塗布しました。この時点で臭気は無くなりましたが、万全を期す為に、もう一度高濃度オゾンによる完全消臭を施工いたしました。
 
 
施工完了です。完全消臭が達成されました。無事に引き渡しをしました。
 
特殊清掃は始めが肝心です。ここで業者選びを失敗してしまうと余分な工期、余分な費用がかかってしまいます。そのような事が無いように施工業者を選んでください。
その中にTRS株式会社(特掃リセットスマイル)もご一考くださいましたら幸いです。