2020/8/6
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愛知県安城市:特殊清掃(猫の吐血) |
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愛知県安城市よりご相談がありました。 飼い猫が吐血と嘔吐をしてしまい汚れてしまったので清掃と除菌をして欲しいとのご依頼でした。飼い猫は動物病院に連れて行ったが検査の結果等がまだ出ていない為、感染が怖いので自分では出来ないとの事でした。 すぐに現場に向かい現況確認後、感染予防の為オゾンによる除菌を施し、吐血の処理をいたしました。 段差のある壁沿いの場所で、床と上面は過酸化水素で血液を浮かして拭き取りました。その後除菌洗浄剤で清掃をしました。 側面の壁は壁紙を使用しているので壁紙を傷めないようにしつつ、除菌洗浄を施します。 次亜塩素酸水を含ませたスポンジで叩くように除去をします。汚染箇所は染みにならないように丹念に処理していきます。汚染箇所が消えてきたら全体的に除菌洗浄をします。壁紙に浸透してしまうと剥がれの原因になってしまいますので水分量を少なくしかも手早く処理していきます。 洗浄作業後、乾燥をさせるのですが、念の為オゾンによる燻蒸作業を同時に行ない施工完了しました。 今回のように飼い猫がどのような病気にかかっているか不明な場合は本人が処理するのは危険が伴います。これは人間でも他のペットの場合でも同じことが言えます。私どもは孤独死現場や事件現場の特殊清掃を主に施工しておりますが、施工前に死因や病歴をお尋ねします。それは施工するにあたって施工者の身を守る為です。ウイルスなどは通常、目に見えないものですので充分注意する必要性が有ります。 特に発生直後は細菌感染のリスクが高いので専門業者に依頼するようにしてください。 |
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