愛知県安城市にて特殊清掃～完全消臭を施工しました。

愛知県安城市より特殊清掃・除菌消臭のご依頼をいただきました。

「知り合いの方のご親族が孤独死をされてどうしたらよいか困っている。プロの方からアドバイスをしてあげて欲しい。」

このような相談を受けて早速、ご遺族様に連絡をして状況をお聞きしました。警察から聞いた話として、死後１カ月・病死・死臭が強いとの事でした。賃貸住宅の為、９月末までに家財の撤去と臭いを取って欲しいと大家さんに言われたそうです。特殊清掃と除菌消臭をお願いして家財は親族で片付けたいとの事でした。聞くところによると家財は軽トラック1台分との事でした。

 

 

費用面を考えて家財と不用品は親族様がクリーンセンターに直接搬入するとの事で特殊清掃パックを施したのち、ご遺族様とともに分別梱包搬出作業をいたしました。ここから完全消臭作業に入っていきます。畳の下に床板がありその下のスラブにも体液が浸透していたので床下解体とスラブ部分の洗浄作業を施しました。

 

 

スラブ部分は浸透した体液を薬剤で浮かして処理していきます。その後消臭成分入りのコーティング剤で塗装をします。

 

 

コーティング剤が乾いたらその上にグレーの塗料を重ね塗りします。

 

 

この後もう一度、高濃度オゾンによる消臭作業を行ないます。臭気確認をして問題が無い為、お引渡しとなりました。

大家さんから「ここまでしてくれたので、この後の原状回復はこちらで負担します。」と申し出があったとご依頼主様よりお聞きしました。ご依頼主様は完全に死臭が無くなっていることに驚かれていました。